結構思っていたより、リアルな話。
紗枝(ガッキー)が東京の大学に行きたいのが、英語を使った仕事をしたいか、英語を勉強したいかだったんだが。
志望校が早稲田。
なんで・・?
英語だったら外大にしたらいいのに。
それか、母一人子一人なんだから、国立目指せばいいのに・・
と、突っ込んだ。
ま、この場合ガッキーがどうっていうより脚本なんだが・・
そして。
大学の試験に遅れてしまうと、はじめてあった実は仮免の斗真(康平くん)に、そこに止まっていた車が鍵付いてるからと運転してくれと言うガッキー。
ま、前半なんだけど。この前半はけっこうおもしろかった。
その分後半、せつなくなるんだが。
無事合格して大学に行ったガッキー。
夏休みになっても塾の講師のバイトで忙しいと帰ってこず、斗真パパが亡くなっても葬式にも来ず。
斗真はなぜか水産高校の名前入りジャンパーを着て東京まで会いに行くのに。自家製のクリスマスプレゼントの「ガンバレ、紗枝」と書かれた横断幕を持った自分付きの船持って。。
高校生の斗真がなんだか老けて見え、結婚した斗真が落ち着いて見え【所帯じみたともいう】
つーか。結婚したのかよ・・・
その斗真。斗真パパ亡くなるわ、結婚したものの、破産するわ。
斗真ママと妹は親せきの家に行き、自分は離婚し。
ボロボロですやん・・
かたや紗枝は、就職活動がうまくいかないと、先輩役の向井くんに言ってたのにN.Yで、キャリアウーマンになってるし。
結婚申し込まれるし。
向井くん自身はほとんど出てこないんだけどね。海外を飛び回ってるという設定で。
んで。また海外に出て帰ってきたら結婚しよう→向井くん銃撃され死亡。
子供のころ母親(薬師丸ひろ子)といった灯台へ行く紗枝。
途中、街並みが映るんだが。
あれ?斗真の船???
灯台からの帰り道、その船に気づく紗枝。
斗真が来てたと知り、港に走るが一歩遅し。
紗枝その後帰国。
しかし、斗真は行方不明。
自宅で子供たちに英語を教えているところへ、斗真現れる。抱擁して終了。
・・・・・・・出来すぎっちゃ出来過ぎ。
最後、少女を肩車するお父さんは…斗真??
サクサクと話が進み、時間の経過が早い。
北海道での紗枝との灯台キスシーン。
アクオのCMで流れてる場面ね。
ついつい。
アクオを食べる斗真が出てきて笑ってしまう。
でね。いちばんグッときたのが、康平くんが紗枝に別れを言う電話の場面。
「紗枝の将来に俺は最初からいなかったもんな」のセリフ。
斗真、せつない顔するんだ・・
脇役もみんないい人ぞろい。
薬師丸ひろ子が、いい。
いい映画だよ。思ってたより。
また、時間があれば観たいなあ・・
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